幼児は大人に比べて汗もかきやすいし、元気いっぱい遊んだ後は汚れも気になりますよね。きれいにするならやっぱりお風呂が大事です。
でも乾燥肌の場合、実は一日の中で最も身体を痒がるのが入浴後から就寝までの間だってご存知でしたか?それは乳幼児でも大人でも変わりません。
でも大人の場合は自分で何とか対処できますよね。これが乳児や幼児の場合は「自分でなんとかして!」とは言えません。
あなたが少しでも乾燥肌へのケアの知識を身に付けてお子さんのケアをしなくてはいけないのが幼児の時期なんです(と言ってもひとりで頑張ろうとはしないでくださいね。あなたが壊れてしまってはあなた自身の心も心配ですし、お子さんのケアも心配になってしまいます)。
お風呂タイムでの必需品と言えば、〈身体を洗うもの〉〈入浴時の入浴剤〉ではないでしょうか?
今回は、そんなお風呂タイムの知っておいて損はない情報をご紹介します。
「入浴剤って何歳から大丈夫なの?」とか「洗うのは石鹸がいいの?ボディソープがいいの?」など、そんな素朴な疑問を少しでも解消できたらと思っています。
入浴剤の選び方って?成分をチェックして楽しい入浴タイムを!
まず、ちょっと古いイメージですと新生児から乳児(場合によっては幼児も)の場合は、入浴剤は入れない方がいいと聞いたことはありませんか?
実は私は、この古いイメージを持った母に子育てを学んだので我が子は入浴剤を入れないお風呂で入浴して育てました。
でも最近は、新生児から使える入浴剤もあるってご存知ですか?
乾燥肌の場合、新生児から使えるものをある程度の月齢や年齢になっても使い続ける人もいるようです。大人の乾燥肌にも優しい入浴剤なので家族で使ってもいいかもしれませんね。
オススメの入浴剤をご紹介する前に、そもそも入浴剤ってどんな成分が入っているのでしょうか?
入浴剤の中には〈タール色素〉や〈パラベン〉というものが入っているものがあります。
〈タール色素〉は遺伝子を異変させてアレルギーや蕁麻疹の原因になりやすい成分で、〈パラベン〉は防腐剤なのですが皮膚の炎症などの肌トラブルを起こしやすい成分なんです。
「絶対そうなる!」とは言い切れませんが、出来れば乾燥肌の幼児には避けたい成分です。
やはり天然成分配合のものは安心です。
ゆずや湯の花などの天然成分配合のものはオススメ。塩素に刺激を感じる場合もあるので塩素を除去してくれる効果がある〈ビタミンC〉配合の入浴剤もいいですね。
清涼感や香料の強いもの、または発汗作用のある入浴剤は肌に刺激を与えやすいので乾燥肌の人にはオススメできません。
オススメ入浴剤
そこでオススメの入浴剤は、[みんなの肌潤風呂](北の快適工房 https://www.kaitekikobo.jp/hb/)です。
みんなの肌潤風呂は、極度な乾燥やかゆみにお悩みの【アトピー肌】用に開発した入浴剤です。楽天さんやamazonさんなどでも購入できますが、公式サイトの北の快適工房さんなら定期コースもあります。
▶ 楽天で肌潤糖を探す
▶ amazonで肌潤糖を探す
▶ 北の快適工房公式サイト
赤ちゃんから大人まで使える入浴剤で、砂糖を原料として作られている保湿化粧品[みんなの肌潤糖]の入浴剤バージョンです。
湯の花と砂糖の力で潤いを包み込んでくれる入浴剤ですが使用感は「さっぱりした方が好き!」という方には向かないかもしれません。
あくまでも保湿を目的としている入浴剤なので浴槽の底も滑りやすくなるので赤ちゃんを抱っこしている場合には注意が必要です。ひとりで入れるようになった幼児も滑らないように注意してくださいね。
ただ、そういう注意点はありますが保湿効果は「使い続けたい」との回答が89%(北の快適工房さん調べ)という数値!この数値はなかなか簡単には出ない数値ですよね。
お得に買いたいなら、定期コースなら割引があるのでお得ですが、試しに1回だけ注文してみたいというあなたでも安心してください。割引はありませんが1回のみの注文もできます。
購入する入浴剤はもちろん肌にいい成分を配合しているのでオススメなのですが、実は入浴剤は自分でも作れるんです!
とっても簡単なので、あなたも良かったら作ってみてくださいね。
手作り重曹入浴剤の作り方
- 重曹…大さじ1
- クエン酸…小さじ1
- 塩…小さじ2
- ベビーオイル…少量をたらす(こちらはお好みで。保湿効果が上がります)
作り方は、材料をすべて混ぜ合わせるだけ で完成!(えっ?作り方って言わないですか?)
こちらは無添加なので入浴時にお湯張りをしている間に作ってすぐに使用することをオススメします(やはり手作りなので長期作り置き保存はオススメしません)。
乳児の時などは作るのも大変ですが、幼児になると一緒に作って楽しく入浴できるアイテムになると思います。
身体を洗うなら石鹸?ボディソープ?どっちが乾燥肌にはいいの?
次に身体を洗う時の洗身料です。
赤ちゃんの時にはベビーソープが無添加だし泡立ちも良くていいと言う人もいますが、もちろん石鹸は乾燥肌にも刺激が少ないので安心です。
ただし、ここで注意してほしいのは石鹸でも無添加限定ということを覚えておいてほしいのです。
香料が入っていたり、添加物が入っているものは乾燥肌には適さないのでしっかり“無添加”をチェックしてください。
ベビーソープの他にも、カウブランド無添加せっけん(牛乳石鹸 https://www.cow-mutenka-body.jp/lineup/sekken/)
も無添加です。
そしてボディソープですが、こちらも乾燥肌用の製品は多数出ています。
植物性セラミド配合のものは保湿効果があるのでオススメです。
逆にアルカリ性は洗浄力が高いので肌が炎症してしまったりという肌トラブルを起こしやすいので使用は避けた方がいいでしょう。
オススメのボディソープ
オススメのボディソープは、
- arauベビー泡全身ソープ(サラヤ)
https://shop.saraya.com/smile/item/25715/ - arauベビー泡全身しっとり(サラヤ)
https://shop.saraya.com/smile/item/25802/ - ノブベビーフォーミングソープ(NOV)
https://noevirgroup.jp/nov/r/rbaby/
です。
結論から言いますと、石鹸でもボディソープでも無添加であればどちらも乾燥肌には優しい洗い心地なのですが、私の個人的な感想ですと、赤ちゃんのうちは石鹸を泡立てるのも大変なので泡タイプのボディソープがオススメです。
幼児になれば泡立てネットなどを使って一緒に泡立てたりして入浴タイムを楽しいひとときにできるので石鹸でもいいと思います。
どちらもしっかりと洗い流すことが大切です。
入浴タイムはコミュニケーションタイムにもなれる!
お子さんがまだ小さいうちは入浴させて出てから保湿ケアをして…と本当に余裕のない入浴タイムだったと思います。
あなた自身はバスタオル1枚でお子さんの保湿ケアや着替えをしていたなんて経験はありませんか?
それがお子さんの成長とともに、少しずつお子さん自身ができることが増えたり、やりたいと言うようになったりしてあなたの負担も軽くなってくるのが幼児の時期。
もちろんまだまだ見守っていなければ心配なこともたくさんありますが、あわただしかった入浴タイムをコミュニケーションタイムに変えられるのも幼児の時期だと思うんです。
洗身料や入浴剤を上手に使って、保湿ケアを少しでもラクにして、楽しい入浴タイムが過ごせることを願っています。
そして、お風呂から出てからの保湿ケアもお互いに保湿剤を塗り合ったりしてお子さんが保湿ケアを嫌がらないように続けてほしいと思います。