乾燥肌のケアに欠かせないのが保湿ですよね。でも幼児の場合、保湿ケアを嫌がったり保湿クリームなどを塗ってもすぐに汗をかいたり汚れてしまったり…で、保湿効果が持続しないことも多いと思います。

外側からのケアももちろん大切ですが、もし乾燥肌にいい食べ物があったら内側からもケアできるのでは?

今回は乾燥肌にいいとされる食べ物をご紹介します。

どれもスーパーなどで入手できる食べ物なので、お子さんだけでなく家族皆さんで内側から肌ケアしてみてはいかがですか?乾燥肌にはもちろんオススメですが、肌作りにも一役買う食べ物をチェックしてみましょう。



そもそも乾燥肌のケアは外側からだけでは不十分?乾燥肌にいい食べ物って?幼児でも食べられる?

乾燥肌は体内の栄養不足が〈乾燥〉という形で肌に現れる症状です。

“皮膚は内臓の鏡”と言われていることをご存知ですか?肌ケアはもちろん大切なことです。いくら内側から改善しようとしていても外側のケアを怠れば、乾燥肌は改善されません。

外側からだけでも内側からだけでも不十分なのです。両側から乾燥肌対策をして、少しでも潤いのある肌を目指してみませんか。

潤いのある肌のためにはターンオーバー(約28日周期)をスムーズに行うようにするのがポイントです。ターンオーバーをスムーズに行うために必要な栄養素を取り入れることで、カサカサに乾燥した古い角質層を自然に剥がして新しい角質層を押し出すことにつながるのです。

では乾燥肌にいいとされている栄養素をご紹介します。押さえておいた方がいい栄養素は、〈ビタミンA〉〈ビタミンB〉〈ビタミンE〉〈タンパク質〉〈鉄分〉〈不飽和脂肪酸〉です。それではそれぞれの働きについてひとつずつ解説していきます。

ビタミンA

〈ビタミンA〉は、肌に潤いを蓄え、新陳代謝を正常にする働きがあります。

ビタミンAを含む食材
  • 緑黄色野菜(ほうれん草、にんじんなど)
  • 青魚(サバ、イワシなど)
  • 海藻類(ワカメ、海苔など)
  • 貝類(シジミ、ホタテなど)

その他、うなぎや卵黄にも含まれています。

ビタミンB

〈ビタミンB〉は、新陳代謝を活発にし、乾燥肌の炎症を抑える働きがあります。

ビタミンBを含む食材
  • 豚肉
  • レバー
  • 大豆

など

特に大豆はビタミンBに加え、ビタミンEとタンパク質も多く含んでいます。

ビタミンBは加熱すると壊れてしまう性質があるので出来るだけ生のまま摂取することをオススメします。

その点において大豆製品である〈納豆〉は特にオススメです。

ビタミンE

〈ビタミンE〉は、肌に潤いを与え、血液の循環をよくする働きがあります。

ビタミンEを含む食材
  • ナッツ類(ゴマ、アーモンドなど)

ただし、ナッツ類は高カロリーなので食べ過ぎには注意してくださいね。

タンパク質

〈タンパク質〉は、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。

タンパク質を含む食材
  • ささみ
  • 牛乳
  • 魚介類

など

鉄分

〈鉄分〉は、血行促進、肌の新陳代謝を助ける働きがあります。

鉄分を含む食材
  • レバー
  • ひじき
  • 貝類
  • 高野豆腐

など

不飽和脂肪酸

〈不飽和脂肪酸〉は、脂質を作り出し、肌のしっとり感を整える働きがあります。

不飽和脂肪酸を含む食材
  • 青魚(サバ、イワシなど)

同じ食材でも複数の栄養素が含まれているものもありますので、「大量の食材を料理してすべての栄養素を摂取しなくては!」なんて思わなくても大丈夫です。

複数の栄養素を含む食材を上手に利用しながら摂取してみてくださいね。

食材をご覧いただくと、どれも身近なお店で入手可能な食材ですよね。

そして、何より幼児でも食べられる食材が多いことがお分かりいただけると思います。

お子さんによっては「お魚は苦手」とか「牛乳キライ!」なんてことを言うかもしれません。そんな時には、サバやイワシの缶詰をミキサーで攪拌(かくはん)し、豆腐やひき肉などと混ぜ合わせハンバーグにしたり、牛乳ならクリームシチューなどにしても摂取できますよ。

必要な栄養素の他に忘れてはいけない白い食材、“食べる美容液”があるんです

食べる美容液”という言葉をあなたは聞いたことがありますか?

実は、そう呼ばれている食材が乾燥肌対策に一役買う食材なんです。乾燥肌の対策として肌にいいものを摂取するのは必要なことなのですが、この乾燥肌ととても深く関連しているのが〈肺の乾燥〉なんです。

肺は呼吸器系の働きだけでなく、大腸とのつながりが深く、水分調整をする働きがあるのです。大腸とは、水分を吸収する臓器で、肺は大腸で吸収された水分を調整する働きもしているんです。この肺が乾燥してしまうと、水分調整がうまく働かなくなり結果的に体全体に水分を十分届けられなくなるのです。

この水分調整がうまく働かなくなると乾燥肌になると言われています。

そこで肺を潤す白い食材にもスポットを当てたいと思います。
白い食材には肺の働きを助け、肌を潤す効果があるとされています。こちらもスーパーなどで簡単に入手できますので食卓にも出しやすいと思います。

この白い食材のことを“食べる美容液”と呼ぶのです。“食べる美容液”食材には〈肺を潤す食材〉と〈水分を生み出す食材〉があります。

肺を潤す食材

まず〈肺を潤す食材〉は、

  • 山芋
  • 里芋
  • レンコン
  • 豆腐
  • ヨーグルト

など

水分を生み出す食材

〈水分を生み出す食材〉は、

  • 山芋
  • 白きくらげ
  • 豆腐
  • ぶどう

など

山芋や豆腐は両方の効果があるので定期的に食べるといいかもしれませんね。

上手に食材を取り入れて身体の内側からの乾燥肌対策を習慣化しよう

今回は、簡単に入手できる食材にこだわってみました。食事作りは毎日のことです。あなたの負担にならないように思い出した時にすぐに買いに行ける食材を集めたかったのです。

私自身、料理が得意ではないので〈ビタミンB〉のように加熱せず生のままで食べた方が効果がある食材などは大歓迎でした。夏は大豆を使っている豆腐で冷奴などもいいですよ。冷奴の上にネギの代わりにワカメを細かく切って乗せることもあります(手抜きって言わないでくださいね!あくまでも肌にいい食材の栄養素を考えてのことですので)。

このくらいの軽い気持ちで食卓に出していればあなたの負担にはならないと思います。幼児の乾燥肌ケアは、長期間に及びます。外側からだけじゃなく内側からのケアも必要!となればあなたの負担も倍になってしまう可能性もあります。そうならないために、内側からのケアは出来るだけシンプルに、神経質にならないようにと願っています。