乾燥で肌がパリパリ。

化粧のりも悪くなるので、朝からテンションが下がってしまいますよね。そんな乾燥肌のあなたには、グリセリンをおすすめします。

グリセリンは保湿効果が高く乾燥を防いてくれるので、保湿化粧品には定番の成分なんです。

ここでは、グリセリンの正体や効果、注意点についてお伝えします。

また、乾燥肌対策に効果的なグリセリンの使い方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

グリセリンってなに?グリセリンの効果と注意したいこと


【指定医薬部外品】グリセリン

そもそもグリセリンって何なんでしょう。

グリセリンは甘味料や保存料などの食品添加物や医療品、化粧品まであらゆるものに使用されている成分です。

無色透明で少しとろっとしている液体です。

グリセリンには合成グリセリンと植物性グリセリンの2種類があります。

合成グリセリンは石油から作られており、主に医療品に使われます。

石油から作られていると聞くと不安かもしれませんが、純度が高く安全なので安心してください。

植物性グリセリンはパーム油やヤシ油から抽出されており、主に化粧品に使われています。

自然界のものから抽出されているので、デリケートな肌の赤ちゃんにも使えるんですよ。

そして、グリセリンの一番の効果は、保湿に優れているというところ。

なんと、保湿をうたっている市販の化粧品の9割にグリセリンが使用されています。

吸湿性があり、肌にうるおいをあたえてくれるので、乾燥やかゆみを抑えてくれます。

しかも、値段が安い!

植物性グリセリンは薬局やドラックストアでも購入することができますが、500mlで1000円程度ととてもお得です。

ですが、グリセリンを原液そのまま使うのはNGです。

必ず精製水などで薄めてから使うようにしましょう。

グリセリンの量は、全体の10%以下にするようにしてください。

グリセリン濃度が濃いすぎると、肌に負担になるだけではありません。

吸湿性にすぐれているグリセリンが、肌の中の水分まで吸ってしまうので逆に乾燥してしまいます。

くれぐれも、適量を守るようにしましょう。

乾燥肌対策におすすめのグリセリンの使い方を紹介♪

グリセリンは精製水などで薄めて使うのがベストです。

一番おすすめの使い方は化粧水。

精製水に対して、グリセリンを5~10%の割合で混ぜるだけです。

グリセリンは水に溶けやすいので、清潔な容器にそれぞれを入れて、振るだけでしっかり混ざります。

そして、普段の化粧水と同じように使ってくださいね。

手作りの化粧水は防腐剤や保存料が入っていません。

雑菌が繁殖するので、冷蔵庫などで保存し、1週間以内に使い切ってくださいね。

グリセリンで乾燥肌対策!おすすめのグリセリンの使い方を紹介♪のまとめ

グリセリンが乾燥肌対策に効果的だということが分かっていただけたでしょうか?

乾燥がひどいからと言って、高濃度で使うのはやめましょうね。

精製水に対して、5~10%のグリセリンを混ぜましょう。

精製水90ml、グリセリン10mlにすれば、グリセリンが10%配合された化粧水が100mlできます。

もっとさっぱりさせたいのなら、精製水を増やして、グリセリンを減らしましょう。

お肌の様子を見ながら調整してくださいね。

高濃度で使うのはNG!

グリセリンの量は、全体の10%以下の濃度がおすすめ

グリセリンや精製水は薬局やドラックストアで、手軽に購入することができます。

コスパもいいので、乾燥しがちな冬はもちろん、一年中活躍しそうな手作り化粧水をためしてみてはいかがでしょうか?