首イボが気になり始めたら、すぐにイボを無くしたい!って思いますよね・・・。

でも、「イボ」で病院に行くのは何となく行きづらい・・・と感じている人も少なくないのではないでしょうか。

そんな時真っ先に頭に浮かぶのが、「切り取ってしまう」方法です。

あまり大きいイボだと、当然ハサミで切り取るには躊躇しますが、小さいイボだと出来るような気がします。

特に、病院へ行ってイボを切ってもらったという体験談を見たりすると、自分でも簡単にできるのでは、と勘違いしてしまうことも・・・。

実際病院では、小さいイボに対してハサミで切り取るという治療法があります。

クリームを塗ったり、薬を飲んだりする治療法に比べると、あっという間にイボがなくなる即効性のある治療法として行われています。

大人になってからできる首イボは、スキンタッグ(軟性線維腫)や、脂漏性角化症(老人性ゆう贅)と呼ばれるものが主で、原因は紫外線などによる皮膚の劣化、老化だと言われています。

このような首イボの治療法としては、「ハサミで切る」のは有効な治療法ですが、あくまで病院で行えばということです。

病院では、しっかりと滅菌されたハサミで、切り取った後の処置もしてくれますが、これを自分で行おうとすれば、たくさんのデメリットやリスクが発生します。

首イボを自分で、ハサミで切るとどんなことが起こる可能性があるか、まとめてみました。

首のイボって自分でハサミで切って大丈夫?方法は?

結論から言うと、首のイボを自分出来ることはおすすめできません。絶対にやめた方が良いです。

小さいイボだと、なんとなくハサミや爪きりで切ってしまいたくなることがありますし、実際に自分で切ったという人もいます。

でも、皮膚の一部を切り取るわけですから、痛みは伴います。また、上手に切り取れないと変に残ってしまったり、跡が残ったりすることがあります。

また、大人のイボは睡眠不足やストレス、不摂生などにより、肌のターンオーバー機能が低下し、古い角質を排出できなくなって発生することが多く、単に切り取るだけでは再発する可能性があります。

また稀にウイルスが原因のイボもあり、下手に切り取るとウイルスが拡散し、余計にひどくなることも考えられます。

どうしても病院には行かずに自分で首のイボをなくしたいのなら、時間はかかりますがクリームやジェル、錠剤を使うことをおすすめします。

首のイボを自分ではさみできるのは危険!デメリットを知っておこう

首のイボを自分で切ることは、とても危険です。即効性があるため、ついつい自分で切り取りたくなりますが、メリットはすぐになくなることだけで、デメリットの方がかなり多いことを知っておきましょう。

自分でハサミを使って首イボを切り取る時のデメリットは以下の通りです。

自分でイボを切るときのデメリット
  • ハサミをしっかり滅菌していなかったり、切り取った後にしっかり消毒をしていないと、細菌感染より炎症が起こり、皮膚トラブルが起こる
  • ちゃんと根元まで切り取らないと、変な形でイボが残ってしまう。
  • イボを切り取った場合、跡が残ることがある
  • 肌の改善をしないので、再発の可能性がある
  • もしウイルス性のイボだった場合、切り取ることでウイルスが広がり、逆にイボが増えることがある。
  • 痛みを伴うことがある
  • 皮膚を切りすぎることで肌の状態が悪化し、一時的には改善したように見えても、その後たくさんできる可能性がある。
  • ただの首イボだと思っていたら、実は悪性の腫瘍だったということもある。

自分で首イボを切り取る行為は、痛みを伴うだけでなく、更にイボの数を増やしてしまう可能性があるので、絶対にやめた方が良いです。

どうしてもすぐに治療したい、すぐに切り取ってしまいたいという場合は、必ず病院で治療しましょう。

まとめ

首イボを自分で治したいなら、クリームやジェルを使用するか、体の中から改善していかなければいけませんが、どちらも即効性はありません。

早くても1ヶ月、遅ければ3ヶ月以上しないと効果を実感することはできません。

すぐに首イボを取りたいなら、やはり医療機関で治療をしましょう。

首イボ治療のために皮膚科を訪れる人は意外に多いので、不安がる必要はありませんよ。

もし痛そうなら、ちゃんと局所麻酔をしていたくないように除去してもらえます。

パーティーやおしゃれをしなければいけない日が間近に迫っていて、すぐにイボをなくしたいというのであれば、医療機関に相談して切り取ることをおすすめしますが、もしそうでないなら、やはり今後の再発防止のためにも、肌の内側からケアすることが大切です。

食事やサプリ、そしてクリームなどを使って、今ある首イボのケアと今後イボが出ないようにお手入れすることが、より重要になります。

今、首イボをハサミで切ろうかなと思っている方がいらっしゃるなら、ぜひ参考にしてください。