乾燥しがちなお子さんの肌や顔。そのスキンケアとして使われることが多いのが、ベビーオイルやホホバオイルですよね。では、どちらがオススメのオイルなのでしょうか?

それぞれの肌の状態に応じてオススメが違うので、あなたのお子さんのタイプに合わせたオイルはどちらなのか参考にしていただけると幸いです。

ベビーオイルもホホバオイルも赤ちゃんから大人まで幅広い年代で使えるものなので、もちろんあなたもお子さんと一緒にお使いいただけます。



ベビーオイルとホホバオイルの違いはココ!!

ベビーオイルもホホバオイルもどちらもオイル、つまり油です。でも成分が違うので、ほんの少しだけご紹介しますね。

まず、ベビーオイルは正式には〈流動パラフィン〉と呼ばれています。これは石油から精製して作られているものなのですが、石油なんて聞くと「えっ?大丈夫なの?」と心配になりますよね。

大丈夫です。石油から精製し、科学的にとても安定した成分が抽出され、酸化しにくく皮膚にとっても安全で刺激が少ない〈ミネラルオイル〉という成分が抽出されるのです。

そのミネラルオイルがベビーオイルの成分というわけです。

次にホホバオイルですが、こちらは〈ワックスエステル〉という成分が入っています。

乾燥地帯で育つ多年草のホホバの種子に含まれている植物性の液状ワックスなのです。ホホバは過酷な環境で育つ植物なので、蓄えた水分の放出を防ぐため、このワックスエステルで表面を覆って水分の放出を抑えていると言われています。

人の角質もこれと同じことをしていますが、乾燥肌の場合には水分放出を抑えることができません。そこでこのワックスエステルを成分に含んだホホバオイルなら肌表面を覆って水分の放出を抑えられるのです。

ということで、ベビーオイルは科学的に抽出した成分、ホホバオイルは植物から抽出した成分という違いがあるということです。

「だったら、植物性の方が安心」と思ったあなた。次からはそれぞれのメリットとデメリットをご紹介しますので良かったらそちらもお読みいただけると嬉しいです。

ベビーオイルのメリット

ベビーオイルのメリットは、使った感触や保湿力、そして安全性から見ても保湿剤としてとても優れています。更にベビーオイルの多くはコストパフォーマンス面から見ても長く続けられるものが多いでしょう。

使った感触としては、ワセリンに似ていて肌の表面に油の膜を張って肌内部の水分が外に逃げ出さないようにしてくれます。

さらに液状保湿剤の中で比較するとホホバオイルの約3倍、オリーブオイルの約5倍、肌から水分を逃さないと言われています。

そして、開封後でも酸化しにくく肌に刺激も少ないので、子どもへの使用も安全です。

ベビーオイルのデメリット

次にベビーオイルのデメリットです。

肌表面に油の膜を張るので保湿効果には優れているのですが、熱を体内に閉じ込めやすく、体に熱がこもってしまうこともあるので、そのせいで痒みを引き起こしてしまうこともあります。

子どもは大人より体温が高い場合が多いので、ベビーオイルを塗った時に更に体温が上昇してしまう可能性があるということですね。

そして、肌内部にも浸透しやすい特性を持っているので、人によっては肌内部で刺激を感じる場合があります。浸透してしまえば肌表面はサラッとしますが、塗った直後にはベタつきがあって服が汚れてしまうこともデメリットのひとつでしょう。

長期使用には向いていないので、乾燥の症状が落ち着いてきたら、クリームやローションなどに切り替えた方がいいかもしれません。

ホホバオイルのメリット

ホホバオイルには、殺菌効果があります。敏感肌や乾燥肌には皮膚に影響を及ぼす細菌(例えばバクテリアなど)がある場合があります。子どもの場合には、外で遊んだ時などについてしまう可能性もあるので、知らず知らずのうちに肌の症状が悪化することも考えられるのです。

主に肌の症状を悪化させると言われている細菌は、ホホバオイルの中では生きられないと言われているので殺菌効果はとても優れてることが分かりますよね。

ホホバオイルの成分であるワックスエステルには、外からの異物の侵入を防ぐ機能もあります。さらに体内から水分を失わないようにする効果もあるので、殺菌と保湿の両方の効果が期待できるところはとてもいいメリットだと思います。

ホホバオイルのデメリット

ホホバオイルのデメリットですが、ベビーオイルが酸化しにくいのに対して残念ながら開封してしまうとカビが生えやすいと言われています。

匂いが変わったとか、見た目の色が濁っているなど、最初に使い始めた時と状態が違っている場合にはカビが生えている可能性がありますので使用は避けてくださいね。

また、不衛生や湿度にも弱いため、保管場所にも気を使わなくてはいけないというデメリットがあります。
だいたい25℃前後での保管を心掛けなくてはいけないので、気軽に使えるという感覚にはなりにくいかもしれませんね。

人によっては匂いがきついと感じる場合があり、子どもの場合は嫌がる可能性もあります。

子供の乾燥肌にオイル!どちらもそれぞれいいところがありますが…

ベビーオイル、ホホバオイルのメリットとデメリットはいかがでしたか?

どちらもそれぞれいいところがありますが、同時に難点もあります。ただ、どちらも保湿効果には優れているので、お子さんが乾燥肌で辛そうな時にはクリームやローションより保湿効果は発揮してくれるでしょう。

特に乾燥がひどいなと感じた時には、使ってみてはいかがですか?

オイル全体のメリットとして、使用方法がとても幅広い点があります。

例えば、クリームやローションではなかなか塗りにくい鼻や耳、おへその中にも使えます(おへその中って意外と乾燥しているものです。綿棒などにオイルを染み込ませて塗ると簡単に塗れます)。

そして使用する時には、人肌に温めてから塗るとより効果を発揮してくれます。あなたのぬくもりが子どもにも伝わる…そんなメリットがオイル系にはあるのです。