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ミドリムシで世界を救う男!ユーグレナ社の出雲社長がおもしろい




最近あちらこちらで見かけることが多くなったミドリムシ。TVでも何度も紹介されていますよね。
ミドリムシの学名はユーグレナと言い、このユーグレナをそのまま会社の名前にしてしまったのが株式会社ユーグレナ。

世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功した会社

世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功した会社で、現在大量培養に成功しているのは、このユーグレナ社だけなんですね。
現在いくつものメーカーから、ミドリムシ配合のサプリや健康食品が販売されていますが、それらは全部このユーグレナ社のミドリムシを使っていることになります。

そのユーグレナ社の社長が、出雲充氏です。

ユーグレナ社の社長、出雲充氏の略歴

略歴を拝見しました。

2002年 東京大学 農学部農業構造経営学専修 卒業
2002年 株式会社東京三菱銀行 入行
2005年 株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 就任
2005年 世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功
2012年 東京証券取引所マザーズ上場
2014年 東京証券取引所第一部
2015年 第1回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」受賞

新卒で入った都市銀行を1年で辞め、2005年に仲間と2人で会社を設立。
その9年後には、東証一部に上場を果たしています。
すごいというか、おもしろいというか・・・、スケールが大きすぎて理解に苦しみます。

そもそも出雲社長は、なぜミドリムシを商品化しようと思ったのでしょうか。

なぜミドリムシを商品化?

あるインタビュー記事によると、きっかけは18歳のときに初めて行った海外旅行にあるようです。

出雲社長が初めての海外旅行に選んだ地は、インドの隣のバングラデシュという国です。
そこで現地のお腹を空かせた子供たちに持っていったのが、トランクいっぱいのカロリーメイト。
ところが実際に行ってみると、お腹を空かせた子供は一人もいなかったそうなんです。

いなかったけど、子供たちの食事は毎日カレーライスと豆のスープだけ。動物性たんぱく質や野菜、フルーツが絶対的に不足していて、空腹よりも栄養失調の方が問題になっていたそうです。

そこで帰国してから食べ物についていろいろ調べた結果、栄養失調の問題を解決する方法として辿り着いたのがミドリムシでした。

ミドリムシは動物性の栄養素と植物性の栄養素を豊富に含んでいて、しかも製品化すれば輸送や保存も簡単です。
2012年刊行の著書のタイトル「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」は、出雲社長の当時の決心を表したものかもしれませんね。

会社を設立した年の12月、東京大学、大阪府立大学、近畿大学等の各大学の研究室との共同開発で、世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功!ミドリムシの製品化が可能になりました。

現在ユーグレナ社は、食品や化粧品だけでなく、ミドリムシ由来のバイオジェット燃料の開発も行っています。 2020年実用化を目標に、JX日鉱日石エネルギーや日立製作所と共同で研究を進めているそうです。

「ミドリムシで飛行機を飛ばす!」
一見夢物語のようですが、出雲社長なら本当に実現できるかもしれません。
ミドリムシが空を飛ぶ姿、早く見たいものですね。

ミドリムシの可能性は無限大!ユーグレナのバイオ燃料で走るユーグレナ・ファーム号

TVでも度々取り上げられているユーグレナ(和名:ミドリムシ)は、食品だけでなくバイオ燃料としても注目を集めています。

2015年12月、ユーグレナ社は、横浜市、千代田化工建設株式会社、伊藤忠エネクス株式会社、いすゞ自動車株式会社、全日本空輸株式会社と協力して、2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画を始動する旨を発表しました。

それに先駆けて登場したのが、「ユーグレナ・ファーム号」です。

「ユーグレナ・ファーム号」は、石垣産ユーグレナから抽出されたバイオ燃料を使って走る車で、2012年5月から2015年3月までの間、週に1回自由ヶ丘の街でユーグレナ商品の移動販売をしていました。

もちろん売っていた商品もユーグレナ。

ユーグレナの看板商品「ユーグレナ・ファームの緑汁」をベースにしたユーグレナ・ラテ、ユーグレナ・スムージー、フローズン・ユーグレナなどのドリンク類をはじめ、クッキーテイストのサプリメントバーやユーグレナでコーティングされたお米などが並んでいたようです。

街の関心度は高く、雨の日でも行列ができたというから驚きですよね。

当時ユーグレナ・ラテを試した方のブログを拝見すると、「口の中に少し粉っぽさが残るものの、言われなければユーグレナとはわからない。普通に抹茶ラテだと思ってしまう」との感想が書いてありました。
ドリンクを買うと緑汁の試供品も貰えたので、これを機に緑汁を始めた人も多かったかもしれません。

今はもう「ユーグレナ・ファーム号」は走っていません。でもユーグレナ・ラテやユーグレナ・ベーグル等の販売は、「ジュノエスクベーグル自由が丘本店」で続けられているそうです。

ミドリムシの無限の可能性を乗せて走った「ユーグレナ・ファーム号」。
ぜひ一度見てみたかったです。

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