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子供の乾燥肌を治す方法|保湿の強い味方は塗り薬!おすすめの塗り薬と使い方を紹介します。




子供の乾燥肌を治す方法を探している人は、とても多いのではないでしょうか。お子さんの肌を見ていて、切なくなったり、治してあげられない自分を責めたりしていませんか?

乾燥肌は、長期戦です。

毎日のケアが少しずつお子さんの肌を改善していくものなので、自分を責めたりしないでくださいね。

とはいえ、やはり、「乾燥肌を治すために、何か方法はないか?」と考えてしまうものだと思います。

そこで今回は、少しでも改善させたいあなたへのオススメの塗り薬とその塗り方、治し方をご紹介します。

ただ、ひとつだけお断りさせてください。“治し方”と書きましたが、“完治”ではない場合もあります。特にひどい時の対処法だと思ってお読みいただけると幸いです。

乾燥肌対策に「オススメの塗り薬」は、コレ!!

乾燥肌には、保湿剤を毎日塗ることが基本です。その保湿剤のオススメをご紹介します。

処方薬と市販薬に分けてご紹介しますが、どちらも成分はほぼ同じ成分です。ただ、含有量は市販薬の方が処方薬より少ないというだけです。

オススメの塗り薬(処方薬)
  • プロペト(保湿剤)
  • ヒルドイド(保湿剤)
  • ロコイド(ステロイド外用薬)
オススメの塗り薬(市販薬)
  • サンホワイト(保湿剤)
  • HPクリーム(保湿剤)
  • ロコダイン(ステロイド外用薬)

では、順番に説明していきたいと思います。

プロペトとは、“皮脂の乾燥を防ぐ保湿剤”で、皮膚に油膜を張って、皮膚から水分の蒸発を防ぐものです。
ヒルドイドとは、“皮脂に潤いを与える保湿剤”で、プロペトなどで十分保湿できない時にはこちらの保湿剤がいいでしょう。
ロコイドとは、“皮膚の炎症を抑えるステロイド”で、赤み、腫れ、かゆみなどの症状を改善する効果があります。

サンホワイトとは、“プロペトとほぼ同成分配合の保湿剤”で、効果もプロペトと同じです。
HPクリームとは、“ヒルドイドとほぼ同成分配合の保湿剤”で、こちらも効果はヒルドイドと同じです。
ロコダインとは、“ロコイドとほぼ同成分配合のステロイド”で、やはりこちらも効果はロコイドと同じです。

ただし、今ご紹介しました市販薬はすべて処方薬より成分含有量は少ないので、処方薬と同じような効果が出ない場合もあります。

ひどい時にはステロイドにも頼ろう!

まず、乾燥肌には〈保湿が大切〉ということは一般的に知られていることです。保湿のための製品は、処方薬、市販薬共にたくさん出ています。

しかし、保湿だけではどうしても悪化してしまうこともあるでしょう。夏場なら汗で悪化することもありますし、冬場なら空気そのものが乾燥しているため乾燥肌には悪環境となり、悪化することもあります。

そんな時には、〈ステロイド〉の使用をオススメします。

〈ステロイド〉と聞くと、警戒してしまう人は多いと思いますが、使い方を間違えなければ、〈ステロイド〉はとても頼りになる塗り薬です。

〈ステロイド〉は、“塗るべき患部にのみ塗る”ことで、その効果を発揮します。一般的に「ステロイドは体内に蓄積される」と言われていますが、それは、不必要に使い続けることで起きる可能性があるという意味なのだと、以前通院していた皮膚科で説明されたことがありました。

その話を聞いてから、私は〈ステロイド〉に対する恐怖心は消えました。

“塗るべき患部(悪化した患部)にのみ塗る”を徹底していれば、決して怖い薬ではないのだと私は思います。

【保湿剤とステロイドを併用する場合の塗り方】

次に、薬の塗り方についてご紹介します。
乾燥している皮膚全体には、保湿剤をまんべんなく塗ります。塗り方は手のひらに保湿剤を出し、両手で均等に広げてから肌を優しく押さえるイメージで全体に塗っていきます。

全体の保湿が完了したら、特に悪化している患部へステロイド剤をピンポイントで塗ります。大事なことは、“悪化している患部にのみ塗る”ということです。例えば、赤みのある患部の周りに赤みが広がらないように、と広範囲に塗ることはNGです。あくまでも患部を治す薬がステロイド剤なので、十分注意して塗ってくださいね。

と、言われるとまたステロイド剤を使用するのが怖くなってしまいますよね。ステロイド剤には強さのランクがあり、ロコイドはⅠ~Ⅴ段階のⅣに位置したものです(Ⅰが一番強く、Ⅴが一番弱いのですがⅤは単体での薬はないので実質Ⅳが処方薬の中では一番弱いものです)。

保湿剤、ステロイド剤の順に塗るタイミングは、朝起きた時と入浴後の1日2回。それ以外は保湿剤のみにしてください。

薬は、用法容量をしっかり守り、使うことで症状の改善、症状によっては治すことが出来る可能性もあるのです。正しく使って、お子さんの乾燥肌の改善を目指してみませんか。