暑い季節、ツルツルっと食べられる そうめん は、食卓にもよく登場するメニューではないでしょうか?
そうめんは茹でるだけで簡単なので、忙しいときにもぴったりですよね。
ですが、この「茹でるだけ」という作業が意外に難しかったりします。
食べてみたけどなんだかまずい・・・といった経験があなたにはありませんか?
私も主婦歴10数年ですが、そうめんがまずく仕上がることが多いです( ;∀;)
そこで、そうめんを美味しく茹でるコツを調べました!
重要なのはこの2つ。
- 茹で時間を守る
- しっかり沸騰したお湯で茹でる
これらを守ることで、格段にそうめんが美味しくなるようです。
では、詳しい茹で方をみていきましょう!
そうめんの茹で方、失敗しちゃう理由はコレだった!
そうめんなんて茹でるだけだから簡単だと思いきや、インターネット上でも失敗したという書き込みがたくさんありました。
- 小麦粉を食べているみたい
- 粉っぽい
- 固まった
- ドロドロしている
失敗するのは、私だけではないと少し安心しました・・・。
その中でも、失敗で圧倒的に多かったのが「粉っぽい」というものでした。
粉っぽくなる理由は、中までしっかり火が通っていないからです。
そうめんの茹で時間は1分半~2分程度です。
ちゃんと時間を計るようにしたほうがいいですね。
でも、ちゃんと時間計っているよ~という人もいますよね。
私もタイマーセットして、茹で時間を守って作っています。
なのに、なぜだろう?
それには、もう一つ理由がありました。
「お湯をしっかり沸騰させていない」ということです。
しっかり沸騰ってどんな状態なのか分かりますか?
とりあえず辞書で「沸騰」の意味を調べてみました。
「沸騰」・・・煮えくり返ること。わきたつこと。
(出典:旺文社小学国語新辞典)
すごく気泡が出ているイメージですね。
通常、水の温度が100℃になると沸騰すると言われています。
100℃近くになると、水面がゆれ、ボコボコと大きな気泡が発生します。
つまり、ちょっとフツフツと小さな気泡が出た状態では、沸騰とは言わないということです。
確かに、少しフツフツと沸いてきたくらいで、そうめんを投入していたかもしれません。
ボコボコと大きな気泡が出た状態になっても、さらに1分程度加熱すると沸騰した状態を保ちやすくなりますよ。
しっかり沸騰したお湯を使うことで、そうめんを入れてもお湯の温度が下がりにくく、中まで火がちゃんと通るようになります。
粉っぽくなる人は、「お湯の温度」に気を付けてみてくださいね。
- 水面がゆれ、ボコボコと大きな気泡が発生するまで湯を沸かすこと!
知っておきたい上手なそうめんの茹で方のコツ!

そうめんで有名な揖保乃糸のホームぺージにも『そうめんは「ゆで方」が命です』と書かれています。
やはり「茹で方」は重要なんですね。
では、早速上手なそうめんの茹で方を見ていきましょう!
- 大きめの鍋でお湯をしっかり沸騰させます
- 沸騰するまでの間、そうめんについている帯をはずします
(まとめて入れられるので、茹で時間に差がでません) - そうめんをパラパラ入れ、くっつかないように混ぜます
- 再び沸騰したら、火加減を調整してふきこぼれないようにします
- 1分半~2分程度茹でたら、ざるに素早く移します
- 水で荒熱を取ったあと、流水でしっかりもみ洗いしたらできあがりです
揖保乃糸のホームページに写真付きでそうめんの茹で方が載っています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
たっぷりのお湯といっても、多すぎると水分を吸ってべちゃべちゃになるようです。
1人前2束につきお湯1Lを目安にするといいですよ。
また、茹でている途中に、さし水(びっくり水)をする人もいますよね。
ですが、さし水をすることでお湯の温度が下がってしまうので、しないほうがいいようです。
ふきこぼれそうな時は、火加減を調整するようにしましょう。
そうめんの茹で方~もう失敗しない!失敗しちゃうのはなぜ?のまとめ

あなたも美味しいそうめんが作れそうな気分になってきましたか?
ちょっとしたコツですが、気を付けるだけで変わりそうですね。
我が家でも、この夏はそうめんが食卓に登場する機会が多くなると思います!