「頼んだ料理がまだ来てないんですけど・・・」
レストランで働いていると、料理の提供が遅くてクレームを受ける事がありませんか?
時間に追われがちな日本では、料理が早く出ることを求める人が多いと思います。
お腹が減るとイライラする人も多いので、あまりに遅くなると、「もうこの店には来ないぞ!」と思われかねません。
料理提供までの時間が 15分超えると、75%の人が「遅い!」と感じてしまう ようです。
同じようなメニューなら、料理が出てくるまでの時間が早いほうがいいですよね。
料理提供までの時間も、リピーター客を獲得するための重要事項の一つだと言えます。
では、お客が料理提供まで待てる時間と提供時間が遅くなった場合の対応法についてお話していきたいと思います。
レストランで限界だと思う提供時間って?
レストランと言っても、いろいろな種類がありますよね。
ファミリーレストランではランチは10分以内、ディーナは15分以内を目安に提供時間を決めているところもあるようです。
料理提供の時間が15分を超えると、75%の人が遅いと感じるというデータもあるので、20分程度が限界の時間だと言えます。
時間帯や店の種類によってこの時間は変わってくると思いますが、20分を大幅に越すようなことになればクレームが出るのも仕方ないです。
また、仕事がある日は、1時間という決まった昼休憩の中で食事をしなければいけない人がほとんどではないでしょうか?
お店までの行き帰りの時間と食べる時間の事を考えると、提供時間が早いに越したことはないですよね。
特別、料理の味が良かったり、めずらしい食材を使っていたりする場合は、待ってでも食べたいと思うかもしれません。
ですが、提供時間がかかり過ぎるのは、お店選びをする時に選択肢から外される事もあることを知っておいてください。
料理の提供時間が遅いときどうする?
そうは言っても、お店の人もわざと提供時間を遅くしているわけではないですよね。
提供時間が遅くなる原因として、次の事が挙げられると思います。
- 調理時間のかかるメニューである
- 仕込みが不足している
- 従業員の人数が足りていなかったり、段取りが悪かったりする
これらの事は、オーナーでない限り改善させるのは難しいかもしれません。
でも、お店の人が声掛けすることで、対処できる事もあります。
作るのに時間がかかるメニューの場合、オーダーの時に
- この料理は〇〇分ほどの時間がかかりますがよろしいでしょうか?
- 他のメニューよりお時間かかりますがよろしいでしょうか?
と伝えられるだけで、お客は料理提供までの時間を予測することができます。
少し待ってでも、そのメニューを食べたいと思う人は注文しますし、待てない人は時間のかからないメニューを選ぶ事ができるので、お客もイライラしません。
また、何らかの理由で提供が遅くなる事もあるでしょう。
その場合は、「ただいま用意しておりますので、もうしばらくお待ちいただけますか?」と一言声をかけてもらうと、お客としては印象が良くなります。
私も以前、注文を忘れられていて、30分待っても料理が運ばれてこない事がありました。
お腹は空いているし、一緒に行った相手はもう食べ終わっているしで、もうこの店に来る事はないな・・・と思いました。
ですが、お店の人から丁寧な謝罪の言葉と、詫びとして次回使える無料クーポンを貰ったので、そんなにプリプリ怒る事でもないのかな?と感じました^^;
人間はお腹が空くと、イライラしてしまう人が多いです。
これは、空腹になるとストレスに関するホルモンが放出されるので仕方がないようです。
つまり、提供時間が遅くなると、空腹感が増すのでイライラも加速します。
仕込みを増やしたり、従業員の人数を調整したりする事で、提供時間を早くする事はできると思います。
でも、それでも提供時間が遅くなってしまう場合は、一言声掛けをするだけでも印象が良くなると思いますよ。
何分が限界?レストランで料理の提供が遅いとリピーターが減る事実!?のまとめ
料理提供の時間がすべてではないと思いますが、できる事なら早いに越したことはないと思います。
特に、子供と一緒に食事に行った場合は、提供時間が遅くなると子供がぐずる事があります。
そのため、早く料理が運ばれてくるとありがたいです。
反対に、提供時間が遅く、いつまでも待たされてしまうと、家族みんながイライラした状態になってしまいます。
美味しいだけでなく提供時間が早い事も、店を選ぶ基準の一つだという事を知っておくといいですね。