片栗粉っていろんな料理のとろみ付けなどで使いますが、一度に使う量が少ないから、たいていどこのご家庭でも保存してありますよね。
しかし、最近ニュースで「粉ダニ」のことが報道されましたよね。
「うちの片栗粉の保存方法って大丈夫なのかな?」とか「片栗粉の保存容器って100均のものでも大丈夫なのかな?」と心配になったことありませんか?
ここでは、片栗粉の保存容器でおすすめのものや、片栗粉の保存方法は冷蔵庫と常温とどちらがいいのか、粉ダニの心配などについて詳しくご紹介していきます。
片栗粉の保存方法や粉ダニのことで心配な主婦の方へ、参考になれば幸いです。
片栗粉の保存容器のおすすめは?100均で大丈夫?

片栗粉の保存容器でおすすめのものは、蓋つきの密封できる容器 です。しっかり密封できさえすれば100均の商品でも大丈夫です。
あなたは片栗粉の袋を開封した後、保存容器に移し替えていますか?
私は輪ゴムで縛ったり、クリップで留めたりするだけにしていましたのですが、これはどうやらNGのようです。
もし袋に小さな穴があったり、輪ゴムやクリップでしっかり口を閉めたつもりでも隙間があったりしたら、小さなダニは簡単に中に入ることができます。
もし袋から移し替えるのが面倒なら、
- 袋ごとジッパー付きの密封できる袋に入れて二重にする
- 袋ごと密封できる容器やタッパーなどに入れておく
といいですよ!
どんな小さな穴でもダニにとっては簡単に侵入できる経路になってしまいますので、とにかくそれを防げるような密封容器を選ぶことが大事ですね。
片栗粉の保存方法は?粉ダニの心配は?冷蔵庫と常温、どっち?
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片栗粉の保存方法は、基本的に冷蔵庫でも常温でもどちらでも大丈夫です。
ただ、気温や湿度など保存する環境にもよりますので、やはり注意が必要です。
粉ダニというのは、小麦粉・パン粉・砂糖・チョコレートなどの様々な食品に出現するダニで、梅雨の時期など特に湿度が高い場合にはふすまや畳にも発生することがあります。
粉ダニは条件がそろうと1、2日で大量発生し、特に粉類に発生すると外見所ではよくわからないことがあります。
大きさは0.2mmほどで、小さな隙間からも侵入してしまうので要注意です。
ダニそのものが人間に害を与えることはありませんが、ダニアレルギーの原因になることがあります。
片栗粉の保存方法
片栗粉の保存方法について、開封前後、保存場所別で紹介します。
保存する場所
基本的には湿気の少ない冷暗所で保管することが大事です。
常温の場合は、直射日光が当たらず、できるだけ乾燥している場所がいいですね。
温度が25~30度以上、湿度が60~80%になると、ダニだけではなくカビも発生しやすくなります。
開封前の片栗粉の保存方法
買ってきたままの状態で置いておくと、粉ダニなどが袋を破って中に侵入する可能性がゼロではありません。
そこで、まだ開封していない状態でもジップ付きのビニール袋に入れて二重にしたり、密封容器に入れておくのが安心です。
開封後の片栗粉の保存方法
移し替える場合も、そうでない場合も、とにかく小さな隙間がないようにしっかりとした密封容器やビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存するのがベストです。
冷蔵庫の中は高温多湿になることはありませんが、出し入れをするときにどうしても温度差がでてしまいます。
使ったらすぐに冷蔵庫に戻して、温度差を最低限にするよう心掛けておくと良いでしょう。
また、冷蔵庫に入れている食べ物のニオイが粉へ移ってしまうことがありますので、それを防ぐためにも密封容器に入れておくのが良いですね。
使う頻度が少ないなら冷凍庫でも!
片栗粉を使う頻度がとても少ない場合は、冷凍庫で保管するという方法もおすすめです。
その場合は、片栗粉を小さいジップ付きのビニール袋に小分けしてから、冷凍庫へ入れます。
粉類はカチカチに凍ってしまうということもありませんし、冷凍庫の方が比較的鮮度も保ちやすいです。
ちなみに、冷凍した片栗粉を天ぷらの衣に使うと、カリっと仕上がるという口コミもあります。
片栗粉の保存方法について・まとめ
片栗粉の保存容器でおすすめのものは
- 密封できる蓋つきの容器やタッパー
- 密封できるジップ付きのビニール袋
が良いでしょう。しっかりと密封できれば100均の商品でも全然問題はありません。
片栗粉の保存方法は
- 高温多湿、直射日光をさけて、できるだけ乾燥した冷暗所で保存する
- 密封容器に入れて冷蔵庫で保存する
- 小分けして冷凍庫で保存する
がおすすめです。
粉ダニは梅雨時期など高温多湿な環境で大量発生しやすく、ちょっとした隙間や袋を破って中に侵入することもあります。
片栗粉ってそれほど使わないかもしれませんが、ちょっととろみをつけたいときや、揚げ物をカリっとさせたいときにあると便利ですよね。
使う量が少ない割に結構たくさん入っているので、特に暑い時期は保存方法には特に気を付けなければいけませんね。
あなたのおうちにある片栗粉は大丈夫ですか?
ぜひこの記事を参考にして、より良い保存方法を試してみてくださいね。