以前、梅酒の活用レシピをお話しましたが、あまりにも美味しそうなレシピが沢山あったので、今年は梅酒を作ってみよう!と今から決意しました。
そこで、梅酒の作り方を調べると梅は使用用途によって収穫時期が違うんですね、初めて知りました。
我が家で梅の実から育てているなどではないのですが、少しでも美味しい梅酒を作るために色々と調べてみましたのでお話していきますね♩
梅酒の梅を取る時期、収穫時期と取り出す時期

梅の収穫時期は大体6月の梅雨の時期だそうです。
漢字のごとく、ですね。
梅の実は6月に急成長するので、収穫時期を逃さないように気をつけなければなりません。
そして梅の熟度によって使用用途が変わります。
どのくらいの熟度か判断するのは梅の実の色です。
成熟した梅は黄色がかっていて、柔らかいです。
梅干しなんかに使います。
完熟した梅は自然と落ちるそうですよ!
全体が青く、固い実はまだ未熟な梅の実になります。
では梅酒に使う梅の実の熟度は?
答えは青い早熟なもの〜中程度の熟度の梅です。
なかなか難しい具合の熟度です(笑)
ちなみにアルコールの入っていない梅シロップも同じです。
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今の世の中、通販で梅酒用に適した梅の実も販売はされています♩
(シーズンでないと予約販売となっているようです)
プロの目で判断してもらえると間違いないですね(笑)
ちなみに収穫時期は地域によって異なるそうです。
気候の差がありますもんね。
- 成熟した梅・・・梅干し
- 早熟なもの〜中程度・・・梅酒
梅酒の中の梅はいつ取り出す?

そして、いざ作った梅酒の中にいる梅はいつ取り出すのか?
疑問に思う人もいるでしょう。
私も疑問です。
梅の実をそのまま食べる、魚なんかと一緒に煮込む…などなど、使い道は色々と聞きます。
ですが、いつ取り出すの?
もしくは飲み終わってから?
調べてみても意見としては本当に様々で、数ヶ月〜数年と大きな差が出ました。
梅に防腐効果があるため、基本的にはどのレシピにも「梅酒が悪くなるので取り出す」のような意見はありません。
保存状態さえ、しっかりとしていれば極端な話、何年もそのままでも問題ありません。
保存する瓶をきちんと消毒、余分な水分もしっかりと拭き取った瓶で大丈夫です。
1つ言えるのは、やはり長い時間漬け込んだ方が色も濃くなり熟成しているということです。
しかし漬け込んだままにしておくと、にごり、苦味が出てくる可能性もあるそうなので、やはり取り出した方がよさそうです。
紹介されているレシピのほとんどが梅の実が1kgの分量です。
なので梅の実の様子を見ながら、最初は1つ2つ取り出して味見してみるのもありですね。
1kgもあれば1つ2つ取り出しても、まだまだ梅の実は浸かっていますもんね。
もちろん梅の実を全て取り出した後も梅酒として美味しく頂けますよ♩
梅に防腐効果があるため、保存状態が良ければ長期間取り出さなくても大丈夫!
自家製梅酒の飲み頃は?

いざ梅酒を漬け込んだはいいけど、美味しく飲めるようになるには?
3ヶ月〜と言っている方が多いです。
こちらは梅農家さんが紹介している梅酒のレシピです。
このページでも3ヶ月〜と言っていますよね!
3ヶ月程度であっさりとした梅酒が楽しめますが、半年から1年が飲み頃です。さらにじっくりと熟成させることで、コクと深みのある美味しい梅酒になっていきます。
でも3ヶ月くらいだと、まだあっさりした味わいのようです。
コクのある深い味わいが好みの方は半年からなんと1年も漬け込むんだ方が良いんだとか!
予想以上に長くてビックリです。
1年なんて…もう次の梅の実が収穫できちゃいますよね(笑)
使用するアルコールの度数(通常35度以上が推奨されているようです)や保存しておく環境などにより、味も変わってくるので、自家製梅酒は世界に2つとない梅酒ですね♩
ただし繰り返しになりますが、このように長期にわたって漬け込んでおくので、使用する瓶は必ず消毒してから梅酒を漬け込んで下さいね。
そして梅酒といえばこういった瓶に漬け込むと想像する人が多いと思います。
※梅1kgに対して4リットルの瓶が主流のようです。
口が広いのでお玉ですくうと思います。
そういったお玉や菜箸なんかも消毒したものを使うことで長期保管が可能になります。
水気もNGですよ!
梅酒が美味しく飲めるのは、
まとめ
今回は梅酒に使う梅の実と、漬け込む期間についてお話してきました。
3ヶ月も漬け込んでもまだまだあっさりした味わいとは驚きでした。
私なら早く飲みたくて、3ヶ月で飲み始めてしまいそうです(笑)
では今回のまとめです♩
6月の梅雨の時期(地域によって若干異なります)
青い早熟なもの〜中程度の熟度の梅の実が梅酒には最適!
分からない、不安な場合はプロにお任せ、ネットでも予約販売してくれます!
- 梅酒の漬け込む期間
3ヶ月〜飲めますが、まだ3ヶ月だとあっさりした味わい。
美味しく飲むためにはじっくり待つべし。 - 梅の実を取り出すタイミング
特に正解はなし。
数ヶ月〜数年単位で意見が別れるところ。
保存状態さえしっかりしていれば問題なし。
収穫時期は神経質に、取り出す時期は自己判断で。
*取り出すタイミングは、長すぎると「にごりや苦味」が出てくる場合もあるので気をつけて。
*初心者は1つ2つだけ取り出して様子見でOK。
保存する瓶は必ず消毒する。
瓶の中に入れる菜箸、お玉等も消毒し水気も拭き取る。
いくら梅に防腐効果があるとはいえ、
消毒なし、水気ありだと腐ります。
これで美味しい梅酒を作れそうですね♩