冷凍、乾燥、生、それぞれどう違うの?

前回、ブルーベリー豆乳についてお話して、ブルーベリーのスゴさを発見しました。

そこで今回はブルーベリーをもっと深掘りしていくことにしました!
あの小さな実にどんな栄養が?もっと詳しく!

更に加熱すると新しい栄養素が…?

ブルーベリーの色々。お話していきます♩

ブルーベリーの栄養と効能について

まず改めてブルーベリーの栄養、そして期待できる効能について、お話していきますね♩

ブルーベリーは「目に良い」、こんなイメージが大きいですよね。

そのイメージはアントシアニンという成分が関係しています。
青紫色なのもアントシアニンの色素の色です。

アントシアニン自体はブルーベリーだけでなく、他のベリー類やナスなど、同じような色をしている仲間にも
含まれてはいます。

ですが、ブルーベリーって中も同じ色ですよね!
(こぼしたり、果汁が服に飛び散るとちょっと大変ですよね)

そのため、他のベリー類やナスなどより含有量が多いと言われています。

アントシアニンはポリフェノールの一種で、視覚に関するタンパク質、ロドプシンにの合成に関わっていて、視覚の改善や視力低下の防止、更に白内障の予防にも効果があるそうです。

またアントシアニンは、癌や様々な生活習慣病の原因となっている、活性酸素を抑制したり、骨祖しょう症の予防までも効果があるそうです。

アントシアニン、すごいですね!

そして抗酸化作用もありますので、これもまた生活習慣病の予防など健康面でももちろんのこと、新陳代謝がスムーズになることで美肌にもつながっていきます。

そして皮には食物繊維も豊富なので、腸内環境もバッチリです!
ちなみにバナナの3倍だそうですよ!

果皮などに含まれる食物繊維「ペクチン」は整腸作用はもちろん、悪玉菌の活動を抑える動きもしてくれます。

大腸ガン、高血圧の予防効果が期待できます。

ブルーベリーの栄養、加熱・冷凍・乾燥・生、それぞれどう違う?

今、ブルーベリーは様々な形で販売されていたり、お店で食べることも出来ますよね。

実はブルーベリー、加熱すると栄養素が上に話したものと少し変わるんだとか。
なので、加熱、冷凍、乾燥、生、それぞれ比べてみました!

ブルーベリーを加熱すると?

ブルーベリーは加熱すると、ビタミンCや葉酸は失われてしまうそうですが、代わりに加熱することで「メラノイジン」という成分が加わります。

メラノイジンもまた抗酸化作用があります。
そして脂質、コレステロールを抑えてくれる動きもあります。
ただメラノイジンは砂糖を加えることで作られる成分になります。

つまりブルーベリージャムですね。

アントシアニンや食物繊維はなくなりませんので安心して下さい♩

ブルーベリーを冷凍すると?

様々な食材の保存に便利な冷凍。
もちろんブルーベリーも冷凍可能ですし、冷凍されたものも販売されていますよね。

実はブルーベリー、生のままだと栄養価が落ちていくばかり。

ですが、冷凍すると新鮮な時の栄養価がそのままどころかアントシアニンが増加するんだそう!

収穫したてをすぐに冷凍すると1番良い状態のままの栄養価がキープできるということです。

冷凍する際は水分をしっかりと拭き取ってから、解凍する際は常温で30分ほどおいてから。

スムージーなどに使う場合は冷凍のままでもOKです。

ブルーベリーを乾燥すると?

ドライフルーツなんか販売されているのをよく見かけますよね。
ブルーベリーにもあります。

乾燥させるとブルーベリーの大きさが小さくなりますよね。
小さくなるからといって、中の成分や栄養も小さくなるわけでなく、水分が抜けるだけで、成分は凝縮されています。

つまり生と乾燥させたもの、同じ量を食べたら乾燥させたものの方が栄養が取れるということです!

ですがビタミンCだけはほぼ残らないとのこと。
何かビタミンCが豊富なものと一緒に食べることをオススメされています。

ブルーベリー、生で食べると?

生の栄養に関しては上でお話した通りで、アントシアニンが豊富です。

アントシアニンは、癌や様々な生活習慣病の原因となっている、活性酸素を抑制したり、骨祖しょう症の予防までも効果があるそうです。

食物繊維はバナナの3倍!整腸作用はもちろん、悪玉菌の活動を抑える動きもしてくれますし、大腸ガンや高血圧の予防効果が期待できます。

ちなみに生での保存は常温でなく、冷蔵庫で。
そして乾燥に弱いので、ラップなどを忘れずに。

日持ちして1週間ほどだそう。
ただ冷凍も可能なので、長期間の保存を考えているならば、すぐ冷凍した方が良いでしょう。

ブルーベリーは加熱すると新しい栄養素が生まれるってホント?のまとめ

今回はブルーベリーについてお話しました!

加熱すると新しい栄養素が加わるなんて面白いですね。

冷凍や乾燥にも様々なメリット、デメリットがありました。
その時に合わせた摂取方法や足りないものと一緒に食べたりするのが理想的ですね♩

それでは、おさらいしていきましょう!

ブルーベリーの栄養(生)

栄養価は収穫時が1番高い!

アントシアニンが視力低下や白内障予防など
目に良いと言われている成分。

その他、生活習慣病や癌予防など健康にも良いが、
食物繊維も豊富で腸内環境も良くなり美肌効果も!

ブルーベリーを加熱すると

砂糖を加えて加熱することでメラノイジンという成分が出来る。
(つまりはジャムにするとできる)

脂質やコレステロールを抑える動きをしてくれる。

ブルーベリーを冷凍すると

生のままだと栄養価が落ちていくところを冷凍するとそのままの栄養価に!
しかもアントシアニンが増える!

長期保存可能。
水分をしっかり拭き取り、冷凍してください。
解凍は常温で30分ほどおく。
スムージーなどに使用する場合は冷凍のままでも♩

ブルーベリーを乾燥すると

水分が飛ぶだけで成分が凝縮される。
同じ量で栄養が沢山とれるメリット♩

しかしビタミンCはほとんどなくなってしまうので注意。

保存は冷蔵庫で、ラップやジップロックなどで乾燥に気をつけて下さい。

ブルーベリー豆乳の効果がすごい!簡単で美味しいレシピはこれ!

2019/05/05