歯の矯正

歯の矯正とは、悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。基本的に、健康な歯を削ることはなく、矯正装置を使い、歯ならびと噛み合わせを治していきます。

歯並び、噛み合わせを治すのに年齢制限はありませんが、子どもの歯の矯正と、大人の歯の矯正とでは、少し事情が変わってきます。
すべての歯が永久歯に生え変わった後の大人の場合は、個人差が大きいので、医師と綿密な相談が必要となります。
また、歯科矯正の費用には、保険がききませんので、事前によく歯科矯正をする場合の料金を確認しておきましょう。

歯の矯正費用が保険適応外である理由は、日本の医療制度は元々、治療中心で、予防には保険が適用されないからです。
歯の矯正は、むし歯などの治療と違って、不正咬合をほうっておく事で将来起こるかもしれない様々な病気を予防するためのものと扱われます。

ただし、唇顎口蓋裂の人の歯の矯正費用と、アゴを切る手術を伴う歯の矯正費用は、保険が使えるようです。
また、子供の歯の矯正にかかった矯正費用は、医療費控除の対象となります。

子供の歯の矯正について

子供の歯の矯正と、大人の歯の矯正では、一見同じような事をしているように見えますが、実は、目的や意味合いがずいぶん違ってきます。
子供の場合は、まだ成長段階にあり、歯も永久歯に抜け替える途中ですし、あごなどもこれから成長していきます。

生まれてから子供は常に成長・発達していますが、身体の場所によって成長の時期のピークが少しづつ違います。
アゴの骨が活発に発育する時期よりも前に大人の歯の交換が盛んになってしまうとアゴの骨の中に納まりきらなくなってしまうこともあります。
歯の交換があまり早くない方が凸凹にはなりにくいのです。

子供の歯の矯正の場合には、歯の凸凹やかみ合わせを治すことはもちろんですが、上アゴや下アゴの骨格のバランスを整えることをメインに治療を進めていきます。
大人のように、成長が終わってしまうと骨格のバランスを整えることは難しくなり、歯の移動しか出来なくなるからです。

子供の歯の凸凹は、顎の成長と歯の成長のバランスがうまく合わないと、生じやすいようです。
また、乳歯のうちに、事故やむし歯などで歯を抜いてしまったり、唇や爪を噛むなどのくせによっても、歯並びは悪くなります。
子供の場合は、定期的に、むし歯のチェックもかねて検診に行くと良いですね。
子供の歯の矯正は、6,7歳くらいから行うと理想的なようです。

歯の矯正 保険でできる歯科矯正とは?

歯の矯正が、保険の適用となる場合は、次の疾患の場合です。

  • 唇顎口蓋裂
  • 第一,第二鰓弓症候群
  • 鎖骨頭蓋異骨症
  • Crouzon症候群
  • Treacher-Collins症候群
  • Pierre Robin症候群
  • Downs症候群
  • 顎変形症

これ以外の、ケースについては、子供でも大人でも、歯の矯正に関して、保険は適用されません。
ただし、ケースによっては、医療費控除は適用になるようです。
また、子供の場合には、ほとんどのケースで医療費控除適用になっているようです。
税務署などに問い合わせてみましょう。

歯の矯正の値段については、歯科医院によって、異なります。
歯の矯正にかかる費用は、結構高く、一般的に40万~100万円前後かかると言われています。

もちろん、個々のケースで異なります。
歯の矯正を受ける歯科医院で、しっかり確認しましょう。
料金の支払方法は、カードでの支払いや分割払いの出来る医院もあります。



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